" 2007年2月 " に書かれた記事
それぞれのライカに愛好家がいて、いかにそのライカがすぐれているかを説くから、自分の機械を決めかねてしだいに個体が増殖するという方も多い。自分もこの記事は、慣例に従い、好き放題、勝手放題に書かせていただくので、槍やら鉄砲やらを飛ばさないでいただきたい。また、これをお読みになりライカが増殖したとしても是非ノークレーム、ノーリターンで!?
ライカについては古今東西あまたの人がいろいろ書き散らして、いかに自分の選んだモデルが優れているか蘊蓄を傾けているから、結論がでるはずもない。十人十色、タデ食う虫も好きずき、お好みに合わせてお好きなものをどうぞということだ。絶対にこのモデルがいいなどと書いたら、それこそ四方八方から槍や鉄砲が飛んできて討ち死にするのは目に見えている。
Misia はこのごろこの同居人のせいでノイローゼ気味である。いつできたのか Misia の鼻の頭には傷ができている。今日は大雪だったのだが、外のカラスがクチバシからツララをさげて耐えているというのに、コイツはゆっくり雪見をしている。窓を開けると怖がって窓の近くに寄ろうともしない内弁慶のくせに、窓が閉まっていれば外のカラスに向かって啼いたりしている。
7年前の2月のある雪の日のこと、雪だるまのようになって凍えていたネコを拾った。耳と舌がひどい凍傷になっていて腹もこわしていた。長毛のネコだから一見すると太って元気そうに見えたが、抱き上げてみると背骨がゴツゴツとしている。一生懸命に顔をこすりつけ、しがみついてくるので、仕方なくそのまま自宅につれて帰った。名前はユキダルマではなく Misia にした。
ライカといえばやはり M 型であろう。ドイツ語で計測ファインダーカメラを意味する Messucher-Kamera の頭文字から M 型と命名されたものである。1954年に満を持して発売された M3 は、好き嫌いは別にして孤高の存在であることに間違いはない。一眼レフは別にして、M3 のマネはできても、M3 以上を思いつくことはできずに現在に至っている。
まずバルナック型はやめにしたほうがいい。自分でさんざん試してみての結論だが、写真愛好家がいつも持ち歩いて森羅万象を撮るのには向かない。過去の経験から言えば、酒場やら同窓会やらに持っていくなら最高だ。また、夜中に飲む酒の肴や、日々の労働に疲れた精神のために、というなら一台だけあってもいい。
はじめから蛇足で恐縮だが、ライカは一般的にバルナック型、M型、そして一眼レフと大雑把には三つのタイプに大別することができる。このなかではM型、次にバルナック型が人気でコレクターも多いようだ。コレクションはどこぞのお金持ちにまかせておくとして、ごく少数だけ厳選して愛用するには何を選べばいいのだろう。
例の新入りは今日も元気。我々が食べるものはほとんど口にする。我々が普通は食べないもののうちでよく食べるのは昆虫の類いぐらいだろうか。当然、生の牛肉は大好物で、嬉しくて嬉しくて思わず啼き声が漏れてしまう。ついでに両方の翼まで拡げて甘える。
ある日のこと、知り合いの奥方から突然の電話。朝起きたらカラスのヒナが道ばたに落ちていたとのこと。巣から落ちて怪我をしたらしいのだが、急いで獣医に連れて行ったところ、カラスはダメだと門前払いを喰らわされたという。それで困ってウチに電話をしてきたということらしい。断っておくが、ウチは獣医ではない。
